内定承諾後に辞退しても大丈夫？転職エージェント経由のリスクと正しい伝え方

複数の企業から内定をもらったけど、本命の結果がまだ…
とりあえず内定を「キープ」したくなる気持ち、よくわかります。

でも、エージェント経由だと「承諾後の辞退はダメ」と言われることも多いですよね。

今回は、そんなときに気になる「内定承諾後の辞退は可能なのか？」を、リスクと正しい伝え方の両面から解説します。

ごろう（転職活動中）

内定承諾した後に、本命が受かったら辞退しても大丈夫なんですか？

なおこ（転職エージェント）

原則として可能ですが、エージェント経由の場合は「信用」に影響することがあるので注意が必要です。

内定承諾後の辞退は「可能」だけど、慎重に

まず結論から言うと、内定承諾後でも辞退は可能です。
法的には「雇用契約書を交わす前」であれば、拘束力はありません。

ただし注意！
– エージェント経由の場合は、紹介企業との関係悪化につながる可能性あり
– 今後、同じエージェントを使う際に紹介が制限されることも
– 企業側にも採用コストがかかっているため、誠実な対応が求められます

辞退する場合は、できるだけ早く・丁寧に・感謝を伝えることが大切です。

辞退連絡の例文（エージェント宛）

「このたびは内定のご連絡をいただき、誠にありがとうございます。
大変恐縮ですが、熟考の結果、他社への入社を決意いたしました。
ご尽力いただいたにもかかわらず、このような結果となり申し訳ございません。
今回のご縁に感謝しております。」

ごろう

なるほど…誠実に伝えれば大きな問題にはならないんですね。

なおこ

そうですね。ただし、「保険で承諾」はやめておきましょう。
迷っているなら、まずは回答期限の延長交渉をするのが一番です。

多くの企業は、他社の選考状況を正直に伝えれば、1〜2週間の延長を認めてくれます。

本命の結果を待ちたいときは、安易に承諾せず、誠実に相談しましょう。

まとめ：
・内定承諾後の辞退は法律的には可能
・ただし、信用や今後の紹介に影響する可能性あり
・辞退するなら早めに、感謝と誠意をもって伝える
・迷う場合は「承諾せず、期限延長」を優先！