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学校法人OCCってどんなところ?運営校・法人の特徴をやさしく紹介
法人名が変わったってことは、これから新しい取り組みに力を入れていくってことかな?
🎓 OCCが運営する教育機関一覧
- 大阪キリスト教短期大学
- 幼児教育学科(こども学コース/教育テックコース/DXグローバルクラス)
- 介護福祉別科
- 日本語別科
- 聖愛幼稚園
- グレース幼稚園
- 教育テック大学院大学(2025年開設予定)
教育テック大学院大学は2024年に設置認可を取得し、2025年にスタート予定です。時代に合った人材育成を目指しているのが特徴ですね!
🏢 子会社も展開中!保育園運営にも力を入れています
OCCは、子会社を通じて地域密着型の保育事業も展開しています。
- 株式会社OCCキッズ(旧:株式会社つばき)
- 聖愛クロス保育園(旧:せいあい保育園)
- ほわいと保育園(系属園)
教育テックも保育園もやってるなんて、教育に関わる仕事がしたい人にはピッタリの職場かもね!
平均年収は約693万円!学校法人 OCC(大阪キリスト教短期大学 職員)の給与と待遇を徹底調査
実際の給料明細は非公開ですが、人件費データからおおよその年収を割り出せますよ!
💡 推定の根拠
- 2024年度 職員人件費:3億9,495万円
- 福利厚生費などを差し引いた給与原資:約2億9,919万円(▲32%)
- 職員数:専任39名、臨時11名(臨時は0.38倍で按分)
この条件で計算すると、専任職員:693万円/非専任職員:263万円ほどになります(賞与含む)。
わたし、事務職でこの年収なら十分かも…!それに福利厚生も含めたらもっと手厚いんだよね?
📊 年代別の年収シミュレーション(専任職員)
年代 | 月給(推定) | 年収(推定) | 手取り月収(推定) |
---|---|---|---|
20代前半 | 22万円 | 330万円 | 18万円 |
20代後半 | 25万円 | 380万円 | 20万円 |
30代前半 | 30万円 | 460万円 | 24万円 |
30代後半 | 35万円 | 540万円 | 27万円 |
40代前半 | 40万円 | 620万円 | 31万円 |
40代後半 | 43万円 | 660万円 | 33万円 |
50代前半 | 45万円 | 690万円 | 34万円 |
50代後半 | 46万円 | 700万円 | 35万円 |
※年収は月給×12ヶ月+賞与(4.5ヶ月分)で計算。手取りは概算(20〜25%差し引き)です。
年功型の昇給カーブで、40代〜50代には年収600万円を超えるケースも。安定志向の方に向いています!
2024年度の財務状況は「回復基調」!
えっ、赤字だったの!?でも今は黒字ってことは…持ち直してるってことだね!
📈 経常収支の推移(令和4年~令和6年)
年度 | 教育活動収支差額 | 教育活動外収支差額 | 経常収支差額 |
---|---|---|---|
2022年度(令和4年) | -142.6百万円 | -0.4百万円 | -143.0百万円 |
2023年度(令和5年) | +9.6百万円 | -1.0百万円 | +8.6百万円 |
2024年度(令和6年) | +107.4百万円 | +2.2百万円 | +109.6百万円 |
※百万円単位で表示。経常収支差額は教育活動+教育活動外の合計。
2年前には1億4,000万円の赤字だったのが、今では1億円以上の黒字。財務改善の努力が見えますね!
黒字化に加えて、特別収支の影響を除いた本業ベースの黒字という点も安心材料のひとつです。急回復ではありますが、次の年も継続できるかがポイントとなります。
投資でも収益確保?受取利息・配当金から見る資産運用の実態
学校って投資もしてるんだね…!ちゃんと利益が出てるのは安心かも!
📊 受取利息・配当金の推移
年度 | 令和4年(2022) | 令和5年(2023) | 令和6年(2024) |
---|---|---|---|
受取利息・配当金 | 8.8百万円 | 5.5百万円 | 7.6百万円 |
※教育活動外収支の一部として計上されています。
教育機関でも、安定運用による収益確保は重要です。急変動はないけれど、堅実に回収できている印象ですね。
2022年度に比べると2023年度はやや落ち込んだものの、2024年度には再び水準を回復。安定的な運用を継続できている点は、法人全体の財務の安定性を下支えしています。
学校法人 OCCの本業は黒字?事業活動収支から見る安定性
教育の収支って、そんなにブレるんだ…でも黒字に戻ったのはすごいね!
📊 教育活動収支差額の推移
年度 | 令和4年(2022) | 令和5年(2023) | 令和6年(2024) |
---|---|---|---|
教育活動収支差額 | -142.6百万円 | +9.6百万円 | +107.4百万円 |
※教育事業の収益と支出の差を示す、本業の経営成績です。
本業が黒字かどうかは、学校法人としての「安定性」の土台。OCCはここ2年で一気に改善しました!
2024年度の教育活動収支は、過去3年間で最も好調な水準となっています。短大の定員充足率や、認可を受けた大学院の新設予定など、プラス材料が続いていることも追い風と考えられます。
貸借対照表から見る!学校法人 OCCの財務体質をチェック
「貸借対照表」って難しそうだけど…つまり借金が少なくて、しっかり貯金があるってこと?
📊 2024年度の主要項目(単位:百万円)
項目 | 金額 |
---|---|
固定資産 | 4,185.3 |
流動資産 | 629.6 |
流動負債 | 539.3 |
固定負債 | 559.1 |
純資産 | 3,716.5 |
※総資産=固定資産+流動資産=4,814.9百万円(約48.1億円)
※自己資本比率 ≒ 77%(純資産 ÷ 総資産)
※目安: 一般的に自己資本比率が50%以上で「健全」、70%以上であれば「非常に安定的」と評価されます。
自己資本比率77%はかなり優秀な水準。資産に対して借金が少なく、健全な財務体質と言えますね。
資産・負債のバランスが良く、借入依存度も高くないため、急な経営悪化にも耐えうる体力を持っていると評価できます。特に固定資産(校舎・土地など)の割合が高いのも特徴です。
翌年度繰越資金から見る“現金のゆとり”はある?
学校法人OCCでは、2024年度の現金収支差額が▲1.5億円とマイナスでしたが、それでも翌年度繰越資金は4.1億円を確保しています。
現金が減ったのに、まだ4億円以上も残ってるって…なんか安心かも!
📊 現金収支と繰越資金の推移(単位:百万円)
年度 | 前年度繰越資金 | 当年度収支差額 | 翌年度繰越資金 |
---|---|---|---|
2022年度 | 547.3 | -107.6 | 439.7 |
2023年度 | 439.7 | +123.6 | 563.3 |
2024年度 | 563.3 | -149.3 | 414.0 |
※「当年度収支差額」は、収入-支出の現金ベースの動きです。
現金が一時的に減ったとはいえ、手元資金は4億円以上。日々の運営には十分な“ゆとり”があると見ていいですね。
この繰越支払資金は、万が一の収入減や想定外の支出に対応する「キャッシュクッション」として重要な存在です。現時点での水準は、おおむね安心できる内容といえるでしょう。
学校法人 OCCって安定してる?基本金の推移から見る安心感
基本金って、毎年増えると何がいいの? 学校が潰れにくいってこと?
📊 基本金の推移(単位:百万円)
年度 | 第1号基本金 | 第4号基本金 | 合計 |
---|---|---|---|
2022年度 | 4,489.3 | 66.0 | 4,555.3 |
2023年度 | 4,988.4 | 66.0 | 5,054.4 |
2024年度 | 5,132.4 | 92.0 | 5,224.4 |
※基本金とは、学校法人が将来にわたって教育・研究のために維持すべき財産。原則として取り崩し不可です。
基本金が毎年増えているということは、法人としての土台が着実に強化されている証拠です。
学校法人OCCは、教育テック大学院大学の新設に向けて将来を見据えた投資を進めながらも、基本金を毎年積み増している点が非常に評価できます。
これは、将来的な教育環境の整備や財務的安定性を支える「安心材料」のひとつです。
学校法人 OCCへの就職はおすすめ?ライフプラン実現の視点から解説
給料だけじゃなくて、将来も安心して働けそうって大事だよね…!
🌟 就職先としての評価ポイント
- 平均年収:約693万円(専任職員)と、安定した給与水準
- 経常黒字化・教育活動収支も黒字に転換し、財務は回復基調
- 基本金・純資産・繰越資金すべてが年々増加
- 教育テック大学院大学の設置により、将来の成長にも期待
OCCは「教育業界で長く働きたい」「落ち着いた環境で収入も安定させたい」って人にぴったりの法人です!
👤 どんな人におすすめ?
- 安定収入をベースにライフプラン(結婚・子育て・住宅)を実現したい人
- 教育や保育に関わる職場にやりがいを感じる人
- 将来性のある職場で長く働きたい人
もちろん、「ベンチャーのような急成長」や「高年収を求める」タイプには向きませんが、安定した環境で着実にキャリアを積みたい方には、とてもおすすめできる職場です。
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