大学職員ブラックあるある、努力しても意味がない?「年功序列は不平等?」

大学事務職員

【PR】

「高年収」「仕事が楽」「残業が少ない」大学職員の良さを伝える情報はありふれています。

確かに年収は高いです。しかし、それでも辞めて行く人は毎年のようにいますし、一年目で辞めて行く人もいました。なぜなら、実際は良い所だけでなく「悪い面」も存在するんです!私としては、これから大学職員への就職を考えている人には、大学職員の良い面も悪い面も知った上で就職して欲しいと思っています。

なので、私が大学職員として働く中で感じた「悪い面」をあるある形式で紹介していきたいと思います!

ザク次郎
ザク次郎

良い面だけしか知らずに就職し、想像していた物とのギャップにショックを受けて辞めてしまう人は一定数いるんだよね。

コピ子
コピ子

就職先選びでは良い面しか見ようとしなくなるから、意識的に悪い面も見ておかないとね!

今回は、大学職員の「年功序列」のブラックな面について話していきます。

一般企業では大きな成果や、成績をあげると評価されたり、出世が早くなったりと自分の努力次第で年収を上げることができます。しかし、大学職員は「年功序列」つまり年齢とともに出世し、年収が上がって行くわけです。この制度は皆んな一緒に出世し、給料が上がるため一見平等のように見えますが、個人的にはむしろ不平等だと思っています。ではその不平等である理由とは?

仕事は出来る人に集まる

仕事量と給料は比例しない。

大学職員は年功序列です。頑張れば給料が上がるものではなく、年齢とともに給料が上がっていきます。頑張っても給料は上がりませんし、頑張らなくても給料は下がらないんです。なので中には「好きな仕事だけ、楽な仕事だけをする」という人が出てきて、その結果、誰かが「しんどい・面倒臭い仕事」をやることになり、私の経験上そういった仕事は「頑張ってる人」「仕事ができる人」に集まるようになります。なぜならその人に任せる方が早く終わるから。

どれだけ頑張っても給料が他の人より早く上がることはないですし、むしろ頑張っていない人と変わりません。年功序列は、出世競走がないため同期や先輩との関係を良好にしますが、一方で、仕事は何もしない、自分より何もできない人が年齢だけで自分より年収が高いということが発生します。そしてどれだけ頑張っても年齢が上の人の給料には勝てません。

頑張った人の方が損をする。これって不平等じゃない?

無能な役職者

頑張った人が損をする職場になると様々な弊害が発生してきます。

どれだけ仕事ができない人でも年齢とともに職位は上がり、やがて役職を持つようになります。役職者になるということは、大きな裁量権が与えられるとともに、部下の仕事を管理し、時には大きな判断をしないといけないこともあります。これまで基本の仕事すらできていない人が、部下を管理し適切な判断を取れるはずがないですし、むしろお荷物になっています。

なぜお荷物になるかと言うと、こういった人たちは、自分自身では仕事ができると勘違いしている人が多いのです。そのため、状況を理解していないのに見当違いの指摘をし仕事が中々進まなかったり、確認をしてもらい押印もされているのに、他部署から指摘が入った時には部下に全責任を取らすといったことも実際ありました。

誤解がないように言っておきますが、大半は尊敬のできる方です。しかし、年功序列の弊害か、何もしない、責任を取らない「無能な役職者」は一般企業と比べると多いのではないかと思います。

YES MANが好まれる

大学職員を生き抜くための最善策は上司からの指示に「Yes」を言うこと。

年功序列の組織では、部下からの意見は嫌悪されます。会議の場や普段の仕事でも上司の意見に対し部下は意見をしないことが好まれています。なぜなら、上司たち自身も部下だった時代は、上司からの指示には理不尽であったとしても「はい!」と返事をしていたから。そして自分たちが上の立場になった今では、自分の時には下からの意見はありえないと言ったプライドを持ち続けているからです。

そして、適切な反論をであったとしても意見を言う部下は嫌われ、ただ「はい!」と言い続ける「YES MAN」が可愛がられ、最終的には上位役職に着きやすくなる。

正直「無能な役職者」に対し「はい!」と言い続けるのはかなりのストレスですし、自分のプライドも削られます。

【PR】

上位役職者は白も黒に変えられる

YES MANが好まれる職場では、上位役職者の判断が全てになります。

学生を相手に仕事をしていると、提出書類の期日に間に合わなかったりとイレギュラーはよく起こります。そんなイレギュラーの中には、他の部署に相談が必要なことが多々あり、基本的にまずは担当者から相談をしますが、中々通らないことが常です。

相談をしても「ダメ、出来ない」と言われ、自分だけでは解決できないと判断した場合は上司に相談します。そして、上司から該当部署へ相談すると大体は一瞬で解決するのです。今までのやり取りが時間の無駄だったかのようにすんなり許可されます。そして、さらに上の役職者がやっぱりダメと判断するとまた判断がひっくり返ります。

大学職員では上位役職者の判断が全てであり、その判断は間違いであっても正解となってしまいます。

ザク次郎
ザク次郎

今回は年功序列における大学職員のブラックな面を紹介しました!

コピ子
コピ子

ただ、それでも大学職員が人気な理由は高年収だからだと思うんだよね!

コメント

タイトルとURLをコピーしました