🎧 この記事の内容を「音声」で聴く
通勤・通学中や、ながら作業のお供にどうぞ。法人名を読み間違えてますが気にしないでください。
大阪夕陽丘学園ってどんな学校法人?運営校と注目ポイントを紹介
🏫 大阪夕陽丘学園が運営する学校
- 大阪夕陽丘学園短期大学
- 食物栄養学科
- キャリア創造学科(製菓・ファッション・ブライダル・ビューティなど)
- 大阪夕陽丘学園高等学校(全日制・普通科)
この記事ではこんなことがわかります!
- 大阪夕陽丘学園の職員の年収・待遇はどれくらい?
- 財務状況は安定しているの?赤字なの?
- 就職先として選んでも安心できる学校法人なのか?
平均年収は約584万円!大阪夕陽丘学園の職員給与と待遇を徹底調査
📊 職員の平均年収(福利厚生費を除く支給額ベース)
- 本務職員(36名):約584万円
- 兼務職員(12名):約322万円(本務職員の約55%で試算)
- 職員全体の平均年収:約686万円
※福利厚生費(約32.5%)を除いた実支給額ベースでの計算です。
📌 本務・兼務職員への人件費配分の根拠は?
兼務職員(非常勤)は本務職員の約55%の年収と仮定するのが全国的な平均です。
この比率を元に、全体の人件費から本務職員と兼務職員の支給額を按分し、それぞれの年収を算出しました。
📈 年代別の給与と年収(本務職員)
年代 | 想定月給 | 年収(賞与込み) | 備考 |
---|---|---|---|
20代前半 | 20〜22万円 | 約300万〜330万円 | 新卒〜3年目 |
30代前半 | 26〜28万円 | 約400万〜450万円 | 中堅層 |
40代前半 | 33〜35万円 | 約520万〜550万円 | 課長補佐級 |
50代前半 | 38〜40万円 | 約580万〜610万円 | 管理職クラス |
💰 定年退職時の退職金はいくら?
大阪夕陽丘学園では明確な退職金規定は公表されていませんが、私立学校法人の一般的な水準に基づいて試算すると、
- 定年(35年勤務)時の退職金:1,200万〜1,500万円
これは最終月給の20〜30ヶ月分、または平均年収の2〜3年分に相当します。
2024年度の財務状況は「赤字決算」!大阪夕陽丘学園の経営成績をチェック
📉 2024年度の主な経営数値(単位:百万円)
- 教育活動収支差額:-193.4(本業の赤字)
- 教育活動外収支差額:+0.5
- 経常収支差額:-192.9
- 特別収支差額:+4.9
- 基本金組込前当年度収支差額:-187.9
📌 ポイントまとめ
- 2024年度は本業(教育活動)で大きな赤字
- 受取利息・特別収支でやや補填されるも追いつかず
- 純資産は約30億円あり、急激な経営危機ではない
本業は赤字?教育活動収支から見る大阪夕陽丘学園の収益力
📉 教育活動収支差額(2024年度):-193.4百万円
授業料や補助金などの収入よりも、教職員人件費や教育経費などの支出が大きく、約1.9億円の赤字になっています。
📌 教育活動収支赤字の考察ポイント
- 赤字幅は約1.9億円(固定費の高さが影響)
- 収入減要因:学生定員割れや授業料依存体質の可能性
- 支出増要因:教職員人件費が1.3億円超と高水準
投資でも収益確保?受取利息・配当金から見る資産運用の実態
📉 2024年度の投資収益
- 受取利息・配当金:2.8百万円(280万円)
- 教育活動外収支差額:+0.5百万円(全体の黒字はごくわずか)
→ 投資で大きな収益を出しているわけではありません。
📌 受取利息・配当金から見る運用実態まとめ
- 投資収益は年間で280万円程度と限定的
- 経営を支えるほどの投資収益は得ていない
- 教育収入が経営の柱である構造は変わらず
貸借対照表から見る!学校法人 大阪夕陽丘学園の財務体質をチェック
📘 2024年度 貸借対照表(単位:百万円)
- 固定資産:3,745.3
- 流動資産:460.0
- 固定負債:717.2
- 流動負債:397.5
- 純資産:3,090.6
🔍 財務の安定性を見るポイント
- 自己資本比率(=純資産 ÷ 総資産)はおよそ75%前後で高水準
- 借入(固定負債・流動負債)は合計で1,114.7百万円 → 重すぎる水準ではない
- 固定資産比率が高く、キャンパス・校舎などの保有率が高いと考えられる
📌 経営の安定性:こんな点に注目
- 資産に対する負債の割合が低め → 借金体質ではない
- 純資産が30億円以上 → 組織としての余力はあり
- ただし、収益力が弱まればジリ貧になるリスクもある
翌年度繰越資金から見る“現金のゆとり”はある?
💰 2024年度の現金の動き(単位:百万円)
- 前年度繰越資金:419.9百万円
- 翌年度繰越資金:290.0百万円
- 当年度現金収支差額:-129.9百万円
🔍 現金収支と運営の安定性
- 資金は1.3億円減少したが、なお290百万円(約2.9億円)を翌年に繰越
- 現金収支がマイナスなのは、教育活動の赤字や支出超過が要因
- 短期的な資金ショートリスクは低いが、連続赤字なら要注意
📌 現金収支の注目ポイント
- 今のところ現金繰越はある → 短期的には問題なし
- ただし収支改善しないとジワジワ減る一方
- 今後の経営施策に注目したい
大阪夕陽丘学園って安定してる?基本金の推移から見る安心感
📊 基本金の推移(単位:百万円)
- 2023年度:6,691.9百万円
- 2024年度:6,749.5百万円(+57.6百万円)
→ 赤字年度であっても、基本金は積み増しされています。
🔍 基本金が増える=「将来に備える力」がある証拠
- 基本金は、建物や設備などの「使いみちが決まった資産」に対応
- 資産を維持・更新する力がある=継続性の高さ
- 赤字でも組入できるのは、財務戦略がしっかりしている証拠
📌 基本金から読み取れる安心感
- 赤字でも基本金を積み増し → 継続投資の意志あり
- 長期視点での財務安定性あり
- 就職先として「長く働ける環境」を支える裏付けになる
学校法人 大阪夕陽丘学園への就職はおすすめ?ライフプラン実現の視点から解説
✅ 総合評価(就職おすすめ度)
- 年収:約584万円(本務職員) → 私学業界では比較的高水準
- 退職金:1,200万〜1,500万円見込み → 長く働けば将来も安心
- 財務体質:純資産30億円・基本金積立あり
- 懸念点:2024年度は本業が赤字 → 連続赤字にならないかは注視が必要
💡 ライフプランとの相性チェック
- 残業が少なめ → ワークライフバランス重視派に◎
- 昇進・出世よりも安定志向 → 地に足のついた働き方
- 収入は高すぎず低すぎず → 教育・福祉系志望者にフィット
/
コメント